こんにちは。
小金井三浦歯科 院長 三浦健二です。
3月3日はひな祭りでしたね。
ひな人形を飾り、
ご馳走でお祝いした方も
いらっしゃると思います。
さてその、ひな人形といえば
「顔がいのち」という広告があったくらいで、
おすましをした端正な顔のお人形を
思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ところが、中には歯の黒い人形もあります。
そう、お歯黒をしている人形があるのです。
諸説ありますが、お歯黒というのは
奈良時代の頃から始まった
歯を黒く塗って染める風習です。
お歯黒は、鉄を材料とした
鉄漿水(かねみず)を
お歯黒筆(おはぐろふで)で毎日、
もしくは数日に一度
塗っていたようです。
江戸時代に入ると、
既婚女性の印とされ毎日塗るのではなく、
結婚式やお祭り、お葬式など、
特別な時だけお歯黒をするようになました。
この風習は、明治になって
お歯黒が禁止されるまで続いたようです。
お歯黒に使われていた染料の主な成分は、
タンニン酸第二鉄です。
毎日筆で歯をこするので虫歯予防になったのと、
タンニン酸第二鉄自体に
虫歯予防効果があったのとで、
お歯黒をする人はむし歯に
なりにくくなったようです。
近年の研究で
そのメカニズムが明らかになり
お歯黒をヒントに、
HY剤という知覚過敏抑制のための材料や
サホライドという虫歯の進行を
抑制する薬が出来ました。
急速に医学が発展している今日このごろですが
全ては連綿と続いてきた
努力の積み重ねの賜物だということを
忘れてはいけませんね。
私たちの健康も一朝一夕には作られないもの。
美味しいものを食べた後には
欠かさずに歯を磨いて
健やかな口腔環境を保ちましょう。
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三浦歯科医院
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