こんにちは。武蔵小金井の三浦歯科医院 院長の三浦です。
清々しい青空が広がる心地良い季節になりました。
こうした時期こそ、お口の中もすっきり爽やかにして
気持ちよく過ごしたいですね。
歯科では、普段のセルフケアでは取り除けない
汚れや歯石もしっかり除去できます。
ぜひお気軽にご来院いただき、
お口も心も晴れやかにお過ごしください。
さて、今回は歯科治療のお話をしたいと思います。
当院ではほとんどすべての治療に
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用しています。
歯の神経治療(根管治療)についても、
基本的にラバーダムという唾液汚染防止ゴムを使用した上で
顕微鏡で確認し、
必要に応じてCT撮影を行なった上で治療をします。
先日は、他院で治療中に、
マイクロスコープを使う保険外の根管治療を進められて
転院希望の患者さんがおいでになりました。
最初に一般的なレントゲンを撮影し
仮止めを取って拝見したところ、
本来、奥歯には3-4箇所ある神経の穴が
弧を描くようにつながっていました。
これは樋状根(といじょうこん)といって、
根の中の清掃が難しいものです。
そこでCTで確認しました。
CT画像を動かして精査すると
根の先の方で90度に曲がっています。
こうなると、いくら顕微鏡で覗いても
曲がった先は見えません。
この曲がった先をきれいにするのは非常に困難です。
そこで、根管治療を專門に行う先生に紹介しました。
最近は、根管治療を專門にする先生が増えてきましたが、
その中でも、今回の歯を治療できるのは
知る限り、10人もいないと思います。
今回はその中のひとりの
信頼できる先生に紹介させていただきました。
各種学会に参加して勉強し、
いろいろな先生と知り合い、その腕前を知り、
紹介できる間柄になったのは財産だと思います。
今後も根管治療に限らず、インプラント、矯正も、
当院でできることは対応し、
他院に紹介したほうが患者さんの利益に繋がると思われる場合は
適切な医療機関に紹介させていただきます。
地域の皆さんのかかりつけ医として
患者さん第一で考えておりますので
どんな症状でもまずはお気軽にご相談ください。
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