こんにちは。院長の三浦です。
4月も半ばを過ぎ、
新年度の慌ただしさも
少し落ち着いたころでしょうか。
忙しい日々の中で、
少しでもゆっくりしたいところかもしれませんが、
「お口のケアがおろそかになっている」
ということはありませんか?
気になるところがある方は、
早めに治療をスタートさせましょう!
さて、医療機関受診時に
マイナンバーカードが保険証として利用できることは
皆さまもうご存知でしょうか?
今月から当院も、マイナンバーによる
オンライン資格確認を導入しています。
マイナンバーカードには色々な意見がありますが、
4月以降、オンライン資格確認を行わない医療機関は、
原則保険診療ができなくなることもあり、
当院でも導入に至りました。
マイナンバーカードをお持ちの方は
ぜひ積極的にご利用ください。
実は知らない方も多いのですが、
再診の場合、現行の保険証を利用すると
月当たり6円の負担増になると言われています。
しかし、医療費って四捨五入して10円単位なのに
なぜ6円?と思われる方も多いと思います。
この理由を説明させていただきますね。
そもそも医療費は1点10円です。
4月以降、これまでの保険証を利用すると
再診の場合、月に2点加算されます。
2点=20円なので、3割負担だと6円。
それを四捨五入して10円になるのですが、
実際は他の医療費との合計で四捨五入されますので、
平均6円になるという話です。
例えば、他の医療費の下一桁の点数が
・0点なら合計2点で3割だと6円、
四捨五入して10円増。
・1点なら合計3点で3割だと9円、
四捨五入して10円増。
・2点なら合計4点で3割だと12円、
四捨五入して10円で加算前と変わらず。
・3点なら合計5点で3割だと15円、
四捨五入して20円、もとと比べて10円増。
以下同様に
4点なら10円増、5点なら変わらず、
6点なら変わらず、7点なら10円増、
8点なら10円増、9点なら変わらず。
というわけで
10円増える場合が6割、変わらないのが4割
なので、平均6円増になります。
ちなみにマイナンバー保険証のメリットは
1 顔写真付きなので不正利用がやりにくい。
2 お薬手帳がなくても、投薬情報がわかる。
つまり、はじめて受診する医療機関や薬局でも
飲み合わせなどの確認ができ、正確な情報を伝えられる
3 就職・転職・引っ越し時など、
健康保険の資格が変わっても、
マイナンバーカードならばそのまま使える。
4 1ヶ月間に同じ医療機関でかかった医療費のうち、
一定の限度額以上は高額療養費制度が利用できる。
などがあります。
マイナンバーカードを作ったのに
使わないのはもったいないですね。
使うのが初めてでよくわからない、といった方は
どうぞお気軽に受付スタッフへお声がけください。
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