2023年2月21日火曜日

酸蝕症にご注意

こんにちは。武蔵小金井の三浦歯科医院 院長の三浦です。


日中の暖かさから、

少しずつ春の訪れを感じるようになりました。

毎年この季節は花粉に悩まされている方も

多いことでしょう。


鼻水や鼻詰まりがあると、

口呼吸が増えてしまうことも考えられます。

お口のトラブルを防ぐためにも、

しっかりと花粉症対策をして過ごしたいですね。


さて、お口のトラブルといえば、

皆さま、酸蝕症って

ご存知ですか?


現在、日本人の約4人に1人以上が

酸によるエナメル質損耗の症状(酸蝕)を

持っていると言われています。


酢もその原因の一つです。


歯は想像以上に酸に弱く

体の中で最も固いはずの

エナメル質でできた歯の表面は

長い時間

酸性のものに触れていると

徐々に溶け出してしまうのです。


ときには歯が溶け、

詰め物だけが残るような

患者さんも拝見します。


黒酢で有名なメーカーの酢がありますが、

実はカプセルに入っていて

お口の中では

直接酢に触れないように

なっています。



酢は食物に混ぜ、

直接飲まないのが一番ですが、

どうしても酢を取りたいときは

すぐにうがいする

などの対策を取りましょう。


口内をなるべく早く中性にもどし、

歯が溶けるリスクを減らすことが

大切です。





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三浦歯科医院
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