2021年7月20日火曜日

知覚過敏にご注意を!

 こんにちは。武蔵小金井の三浦歯科医院 院長の三浦です。

 

725日は、かき氷の日だそうですが、

夏を迎え、冷たいものを口にする機会が多くなり、その刺激で歯がしみたり、痛みを感じたりすることがあります。これを知覚過敏と呼びます。ちなみに、この日は知覚過敏の日でもあるそうです。

冷たいものの他、炭酸飲料や赤ワイン、レモンなど酸性度の強い飲食物も刺激となり、知覚過敏症状を感じることもあります。

 

 

むし歯は、歯のかみ合わせや、歯と歯の間にできやすいのですが、知覚過敏は歯の根元におきます。歯周病や、強い力での歯磨き、歯ぎしりや食いしばりなどにより、歯の根本が露出し、象牙細管という小さな穴から歯髄(歯の神経)へ刺激が加わることにより痛みを感じます。

 

自分でできる対処法としては、知覚過敏用の歯磨き粉を使うことですが、これらの歯磨き粉には硝酸カリウムや乳酸アルミニウムという薬が入っていて感覚を鈍くすることで刺激を遮断します。使用のこつとしては、歯磨き後、うがいは最小限にして、成分を洗い流さないようにすることです。



 

知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで、2週間で4割、4週間で8割の人が改善すると言われていますが、それでも直らない時は歯科医院で対処できます。

当院では、硝酸カリウム製剤(感覚を鈍くする)→グルタールアルデヒド製剤(凝固させる)→アパタイト製剤(結晶で蓋をする)→コーティング剤(プラスチックで蓋をする)の順に薬剤を使用しています。これでほとんどの方が良くなります。それでも直らない場合は別の原因がある可能性もあるので、さらに検査して対処しています。

 



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三浦歯科医院
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